安全衛生法関係の報告書類がインターネット上で作成できるようになりました

現在、労働安全衛生法に関する手続きは、紙での届出となっていますが、この度、厚生労働省より、安全衛生関係で労働基準監督署へ届出・申請が必要な以下4つの帳票について、インターネット上で作成できる仕組み「労働安全衛生法関係の届出・申請等帳票印刷に係る入力支援サービス」の提供が始まりました。(令和元年12月より)

 

1.総括安全衛生管理者・安全管理者・衛生管理者・産業医選任報告

2.定期健康診断結果報告書

3.心理的な負担の程度を把握するための検査結果等報告書(ストレスチェック)

4.労働者死傷病報告(休業4日以上)

 

作成した入力データは保存することができ、次回報告時に再利用ができるようになっています。入力を簡素化し、会社の利便性を向上するとともに、誤入力・書類の添付忘れを防ぐことも目的としているようです。

 

ただし、このサービスは、申請や届け出をオンライン化するものではありません。作成した帳票は必ず印刷し、所轄の労働基準監督署へ提出が必要となります。サービスの利用にあたって、事前申請や登録は不要ですので、ご活用なさってみてはいかがでしょうか。